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デュオヒルズ秋谷

内装デザイン:studio YOCHI
2024年

海の延長上にある住まい

暮らしとアートと風景が、等しく溶けあう

海からそのまま水着で帰って来られるように、床はタイル貼り。どこまでもシンプルに、ノイズを取り去った住まいだからこそ、景色も、アートも、暮らしも美しく映えるのです。南葉山の海岸線を一望するリビングで過ごす時間は、海に両腕で抱かれているような、特別な浮遊感を持ったものとなるはずです。

お話を伺った方
studio YOCHI代表 鹿野 喜司(かの ひさし)さん

デザイナー・一級建築士。これまで用途にとらわれず空間領域のデザインに携わり、コクヨ(株)・UDS(株)を経て、2017年コクヨ内に空間・プロダクト・グラフィックを軸に様々な領域を縦横につなげるデザインコレクティヴ YOHAK DESIGN STUDIOを立ち上げ、体験の拡張を模索し、実験的なアプローチで場の再構築に取り組んでいる 。2022年個人での活動の場として建築デザイン事務所 studio YOCHI設立。

海岸線と暮らしが親密な関係を築く 三浦半島の景勝地「秋谷」

▲三浦半島の西側、相模湾に面した「秋谷」の街。小さな漁港が連なる穏やかなエリアで、セカンドハウスや隠れ家風飲食店などが点在している。海に立つ巨岩「立石」は絶景スポットとして有名。

「秋谷」へは、都心から1時間程度でアクセスできます。車だとすぐですよ。観光客で賑わう逗子・鎌倉エリアとは少し空気感が違っていて、のんびりとしたローカルさを楽しめる場所です。目の前に広がる「秋谷海岸」も、観光客というより地元の人たちがプライベートに楽しんでいるような印象で。リノベーションを手掛けるにあたって、そういった海岸沿いの街の親密な雰囲気を活かしたいと思いました。
物件は角部屋で、リビングで正面を向くと相模湾が、右を向くと「秋谷海岸」の海岸線が見えるんです。海と地上の境界線がずっと奥まで続いていって、その先に富士山が見える。窓から海が見える物件はそれなりにありますが、これだけの地形の美しさを眺められる家というのはなかなか無い。すごいな、と思いましたね。

ここだから出会える風景を 鮮やかに切り取る

最初にリノベーション前の空間を見たとき、ここの地理的特徴を活かしきれてないような気がしたんです。特別な場所にありながら、他と同じような内装の仕上げがされているのが勿体ないなって。せっかくここに住まいを持つのなら、できるだけ一般的なマンション住宅らしい要素は払拭して、普段とは違う感覚で、目の前の風景やアートを眺められるようにしたい 。そのために、極力内装はシンプルにする必要があると考えました。入ってくるとアートが際立つ、家具が際立つ、景色が際立つ。目指したのはそんな空間です。
設計の方針としては、ギャラリーのようなイメージの開放的な空間をつくり、その先にあるビューを最大限活かすのがいいんじゃないかと考えました。 そのために大切なのは、この風景をもっとも美しく切り取れるような開口部(窓)です。借景をより完全にするために、窓まわりのデザインというものに注力したんですね。細かい話なんですが、一般的なマンションで見られるようにサッシを普通に取り付けているだけだと、建物の制約上どうしても周囲に凹凸ができて、ガタガタした印象になってしまう 。そういったところをスッキリさせるために、窓まわりの壁をふかして奥行きをつけて、外の風景が鮮やかに切り取られて見えるようにしました。

ノイズを取り去って感覚をひらく

やはり、水着で出て行って水着で帰ってこられる “海との近さ” っていうのがここの大きな特徴であり、魅力なので。水着で過ごしても居心地がいいよう、リビングや廊下の足元はウェットな状態に強いタイルを採用しています。

▲フラットに仕上げられた壁面が端正な印象を与える、通路部分。そしてギャラリーのような廊下を抜けた先には、海の景色が広がる。

さらに廊下では、基本的な構成は変えずに既存を活かしつつ『ひとつのマテリアルで統一する』ということをやったんです。黒い木を貼り重ねることで扉の多さや蝶番などを隠して、全体をひとつの壁として滑らかに見せるようにしました。シンプルな見え方にしたくて、扉の枠と壁の収まり具合などには結構こだわりましたね。オーナーさんがアート好きな方だったので、この通路自体が作品の展示空間として機能するようにしたい、という狙いもありました。

▲バスルームから見える海岸線が風景画のよう。

あとはバスルームですね。ふたつあったトイレをひとつに変更し、そのスペースを使って在来工法の広々とした浴室空間に造り替えています。やっぱり海から家に入ってきた時に、バスルームや脱衣スペースはできるだけゆったりしていた方が過ごしやすい。さらに洗面エリアとの境界はガラス張りで仕上げて、内と外との一体感・開放感を得られるようにしました。

“借景を超えた先” に生まれる没入感

この住まいを選ぶ人に何より実感してほしいのは、リビングで感じる風景との特別な一体感です。景色をただ眺めて過ごすというよりは、室内にいながら風景に没入するような……海や景色と一体となって暮らす感覚です。そもそもは『このビューを活かして素晴らしい借景にしよう』というコンセプトのリノベーションだったのですが、出来上がった空間には “借景以上のもの” があると感じていて。それはとても豊かなものだと思うんです。 もう、すぐ目の前の海でSUPをやっている人とかもいるんですよね。大人数で過ごす時は、仲間に子どもを任せて室内から遊ぶ姿を眺めることもできますし。本当に海の延長上にある住まいなので、オンオフの境界を軽やかに飛び越えられるような、ボーダレスな環境だとも言えるんじゃないでしょうか。自然をすぐそばに感じながら働きたい人や、自然を身体中で楽しみたい人に、この住まいが届いてほしいと願っています。

『こっから』チャレンジしたいこと

設計をしていると馴染みの場所は自然と増えていくんですが、“育む感覚” は持ちづらくて。なので、今後は3拠点くらいに住処(すみか)を手に入れて、釣りをしながら、暮らしながら、ローテーションしながらデザインをしていきたいですね。まずは拠点を探します。
区画 賃料 共益費 専有面積(㎡)
住居_401号室 ¥1,500,000 153.87m2 (バルコニー面積30.4m2)
建物名称
デュオヒルズ秋谷
所在地
神奈川県横須賀市秋谷1丁目11-14
アクセス
横須賀線「逗子」駅バス22分「秋谷」バス停徒歩4分
募集概要
募集内容
賃貸(短期貸可)
種別
マンション
契約形態
定期借家契約(期間6ヶ月以上〜、短期応相談)
保証金
1ヶ月
礼金
1ヶ月
再契約料
新賃料の1ヶ月分
入居可能日
即日(現況有姿 家具付き、収納1箇所は所有者の荷物を収納するため使用不可)
設備
エアコン、トイレ1箇所、バス・トイレ別、温水洗浄便座、ウォークインクローゼット、食器洗浄乾燥機、室内洗濯機置場、浴室乾燥機、照明器具付き、機械式駐車場1台(賃料に含む)
加入義務
貸主指定保証会社利用・火災保険
その他1
ペット不可
その他2
退去時:原則室内クリーニング費用を借主へ請求。 その他費用:通常使用の場合、クリーニング費用以外の原状回復は不要。 通常の範囲を超える汚損破損は 原状回復要。
建物概要
築年
2018年9月
構造・規模
RC造地上5F建
主要採光面
北西
階数
4F

Width : 175px / Height : 15px

A
B
C
D
E
F

Width : 175px / Height : 15px

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